皇の鍵
皇の鍵は、アストラル世界の象徴。
「三種の神器」と同じ意味だと思います。
要するに「皇たる象徴」こそあのペンダントだったのでしょう。
同時にアストラル世界の「ランクアップ」の象徴でもあります。
シャークの首からかげているペンダントもだいたい同じですね。
こっちはバリアン世界から送られてます。
特に遊馬が持っていることに関しては、19話でアストラル(らしき人物)から一馬にわたっていますが、実は、111話でNO.96にやられて、アストラルがアストラル世界に帰るまでは、実はアストラルの「もの」でした。
おそらく、その際に、アストラルは鍵のなかに封じられたんだと個人的には勝手に思っています。
それが、アストラルが帰還してから、遊馬に、エリファス自身が与えています。
……要するに、遊馬も立派なアストラル世界の代表者だったんですね。
ん? おかしいって?
……なんで、ラスト時にアストラルと決別するときに、アストラルは回収しなかったんだろう……。
このペンダントがある限り、アストラル世界の多事に遊馬が巻き込まれることが予測(ラストでは実際そうなっている)できるので、しばらく、アストラル世界で困ったことがある限りは、遊馬とアストラルの縁は続くのではなかろうか。
ナースコールじゃないんだからさ!
あの感動の、アストラルとの別れの涙はなんだったの…。とか思ってはいけない。
でも、遊馬のかっとビング精神で、何となく、困ったことも即座に解消できるような頼もしさはありますよね。
「皇」というキーワードを「代表」という意味で抑えた、とてもいい締め方だと思いました。
本当は「玉座」とか絡めた話にしたかったんだろうなぁとは思ったけどね。
ちなみに、3DS版の「激突!デュエルカーニバル」のベクターのストーリーで、
この「皇」と「玉座」の話を少ししているので、プレイしてみるとよいかもしれません。